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「幻の鉄路」

夕張線 登川支線 昭和56年6月30日 廃止

かつて夕張線「楓駅」で簡易委託をしていた商店からカラー写真がみつかった

昭和56年に廃止された登川支線の貴重なスナップ写真を紹介します

白い柵できれいに整備されていた「楓駅」 子供達が遊びにくるのどかな駅だった

当時はこんなに乗降客があった 気動車も2両編成で通学時は満席だったという

楓駅のきっぷ窓口 列車の時間にあわせて切符を販売していた

昭和56年6月30日 廃止当日は涙雨 地元の小学生が記念写真

終点「登川駅」 ルピナスの咲くすてきな終着駅 草伸び放題だ

おわかれ列車の運転もなく 最終列車にはチョークで「さようなら登川線」と書かれていた

窓口営業最終日に発行された乗車券

石勝線のスノーシェルターと夕鉄バスの終点「登川」 付近にはなにもなくゴーストタウンみたい

これが時刻表 末期の楓支線状態の運行本数 まさにトワイライトゾーン

 

廃止当日まで楓駅のきっぷを扱っていた駅前商店 かつては炭鉱の生活源だった

幻の根北線 開設以来最高の六百人

昭和45年11月30日 全国で2番目の赤字線である根北線(斜里~越川)が廃止された。

根北線は昭和32年11月10日に開通したが、 わずか13年で廃止された。最終日はカラりと晴れ渡り

3両編成のお別れ列車は午後0時10分ブラスバンドのホタルの光に送られて斜里駅を発車。

白雪におおわれた知床連山のふもとにある終着駅へ向かった。お別れ列車の前部には

五色のモールでふちどられた「さよなら根北線」の文字と日の丸の旗が十文字に飾られていた。

途中、以久科や下越川でも家族連れが乗り込み開設以来約600人の乗客が別れを惜しんだ。

(北海道新聞記事より抜粋)